新石垣空港一覧

思い出補正 その2

唐突に始まった、思い出補正を見直そうシリーズ。

今回も新石垣空港から撮った写真を現像やり直し。

右側が新しいバージョンです。

『離島の片隅でひっそり朽ち果てようとする白い軽トラに、誰かがそっとかぶせたハイビスカスの花冠。まるでその生涯を労うように……』

勝手にそんなストーリーを思い描いていますw
軽トラと最新鋭ヒコーキの対比も物語に奥行きをもたらす見どころ。

これは出会った瞬間「いい絵が撮れる」と確信した場面です。

島を外部から遮断するかのような切れ目のない分厚い入道雲が湧き、しかし頭上に雲はなく肌を焦がすような日差しが地上を照りつけている。あとは程なくしてやってくるB787をファインダーに入れるだけ!

そんな最高のシチュエーションでした。

強烈だった真夏の残像を思い出して現像すると、つい盛り過ぎてしまうものですね。

そしてなぜか翌日に見比べると「やっぱ左のほうがいいじゃん」となって、、、
無限ループです。きっとまた再現像するだろうな。


思い出補正

以前から気になっていた写真を唐突に現像やり直し。

右側が新しいバージョンです。

お気に入りのカットだと、思い出補正をしてしまいがちですよね〜

やりすぎだと気づいていたんですが、自分のホームページだし自分の好きなように表現
しようと考えて、ついついそのままに。

しかし、一枚だけで見れば「まあいいかな…」と強気でいられても、複数枚の写真と並べると彩度高めな浮いた存在は気になります。

今回はトーンカーブの補正を改めて、うす味に仕上げです。

これで写真ギャラリーのサムネイルを見ても違和感はなくなったかな。


オペレーション レインボー・クライム

沖縄本島から石垣島と宮古島へ巡る旅へ。

どんな順番で島を訪ねるのか考えるのも楽しみの一つ。

今回は沖縄本島を訪れたあと、ある作戦を実行するため、
石垣島→宮古島の順番になるよう旅の予定を立てました。

通常いくつかあるエアラインからどちらにするか選択する楽しみもありますが、
石垣島から宮古島へ行く路線は琉球エアコミューターの一択です。

そして1日4便あるなか選んだ便は、お昼過ぎに出発する「RAC834便」。
この便に搭乗することから作戦をスタートさせます。

使用機材はプロペラ機 「DHC-8-Q400CC」です。
沖縄の空を舞台に活躍する、琉球エアコミューターの主力機。
ジェット機ではなくプロペラ機なのは作戦の肝です。

RAC834便の出発時間は「14:45」になります。

この時間も重要なポイントで次の鍵となる便に絡んできます。

ANAのNH91/92便です。

繁忙期には東京-石垣間を中型機のB767やB787、時には大型機を投入し
B777-200で運行しています。
注目は「NH91便は14:20到着、折り返NH92便は15:05出発」なこと。

これから搭乗するRAC834便は「14:45」出発なので、
「エプロンに中型機以上の機体が駐機している時」に離陸する数少ない便なのです。

それからこちらも重要、この時間は「順光」で撮影可能。

下準備はそろいました。

遅れることなく到着したNH91便。

これから被写体になっていただくB787のスポットイン。

不確定要素だった滑走路運用は、終日南風予報なのでランウェイ22離陸になるはず。
運行スケジュールに遅れもありません。

作戦の成功に必要な条件がそろってきました。

あとはシャッターを切る瞬間の光線状況しだいです。
雲に邪魔されず太陽の光は降りているのでしょうか?

.

.

.

RAC834便の搭乗開始です。

いよいよDHC-8-Q400CCへ搭乗します。

今回の座席は「6A」です。

プロペラの真横の席だぁ……

予約時の座席シートマップを見てなんとなく予想はしていましたが、
ここにきて作戦は頓挫しそうですww
どうやって広角で撮影しようか頭を悩ませます。

プロペラに邪魔されない構図をあれこれ試しているうちに、あっという間に滑走路へ進入。

妥協して少しだけならプロペラをフレームインしてもOKとします。

緊張の瞬間。

はたして作戦は成功するのか……

離陸滑走が始まり、振動に負けないよう両足を踏ん張ってカメラを安定させながらファインダーを覗きます。

……
…………

あれっ…………

思っていたのと違う……

エメラルドグリーンに輝く海はどこだ? 俯瞰気味で見下ろすはずだった海……

……海はあんなに遠くにあり、サンゴ礁はちょこっとだけ、、、、(泣
被写体に光が当たっていないとか、もはやどうでもいいですっw

なんだか高度が低いですね、、、、
早い機首上げを想定してプロペラ機へ搭乗したのに。
ターミナルの真横でもっと高度をかせいでいる公算でした。
駐機中の機体と距離もあるように感じます。

以前見た光景

写真の左上にちらっとだけ海が写っています。

高翼機は座席によっては主翼の影響で自由にフレーミングできません。そのためこの時は海を広く取り入れる構図は不可能でした。

主翼の影響を受けることなく、画角をもっと広角にして撮ることが可能ならば、俯瞰で海の面積をより広く取り入れられたはず。この時の光景を忘れられなくて、次は快晴の空で挑もうと決意していました。もっとも今回はプロペラの影響を受ける座席です。広角で狙っても真横写真は撮れなかっただろうし、機首上げ遅くて高度も足りないため、どうなっていたかはあきらかですが……

オペレーション「レインボー・クライム」は失敗でした〜

作戦の詳細は「駐機するB787とサンゴ礁の海を空撮のように撮る」です。
※作戦名に特に意味はありません

.

.

.

傷心を癒してくれるこの景色

離陸後しばらくすると180度旋回して空港そばの上空に戻ってきます。

石垣島の北端あたりまで見えていますね。
島の縁に寄り添うようにサンゴ礁がずっと続きます。豊かな自然です。

多良間島

宮古島に到着〜

ピカピカでカッコイイな!プライベートジェットかな?と思ったら
国土航空省のチェックスターでした。おろしたての新機材だそうです。


搭乗機を最後に撮影してお別れ。

それにしても、なぜ以前見た光景と違っていたのでしょうか……

自分の感覚ではあの機首上げタイミングだと、あと何回挑戦してもほぼ同じ結果になりそうな気も……向かい風の強さ、機体重量の差などの違いでしょうか……

その「違い」について考えを巡らすうちにあることに気づきました。

「あれっ……あの時に乗ってた機体、そもそもDHC-8-Q400CCじゃなくない?」……と。

まさかの推論にビックリ。

ぼんやりと思い出してきます。

もっと小型でシーサーの描かれた尾翼

イエローやブルーの記憶

そんな機体、あったな……と。

たぶん乗っていた機種はこれですね。

同じ琉球エアコミューターの「DHC-8-Q100」
もう引退しちゃっています。

機種が違えば機首上げポイントも違って当然で、現にこの写真のQ100はかなり早く足が離れている様子。

自分の搭乗する機種のことまで深く考えていなかったです。
プロペラ機だったらなんでもオーケーだと思っていた節が……

まさに灯台下暗しですね。
また挑戦しよう(えっ……


沖縄アイランド・ホッピング

移動日です。
次は石垣島から宮古島へ向かいます。

主な目的だった「カラ岳からRWY22着陸する日本航空のB777を撮影する」は達成せず、、、
次の目的地へ向かうことに心残りありますが、気持ちを入れ替え旅を続けます。

JL972のB777-200 JA709J
この角度だとエンジンカウル気になりませんね。(しめしめww)

トーイングスタート

角度的に自分ではないとわかりつつも手を振るパイロットに翻弄され手を振り返します。
きっと子供連れの家族とコミュニケーションしているはず。いってらっしゃい〜!

RWY22ラインナップまでに駐車場へ移動

離陸のシーンは前回をぜひ見てください

JA709Jを見送ったら自身の出発まで一時休憩です。


石垣島とB772

今年の石垣島は7月がアツい!

なんと日本航空のB777-200が午前と午後で2回も飛来する、撮影する者として絶好のチャンスとなっていました。日の長い7月のうちに、少しでも高い位置の太陽光を求めて、JL973を撮影したい思惑もあります。

しかし撮影旅行の手配をしていた頃、B777に機材変更された7月の羽田-石垣間は、まだ1便しか設定がなく不便と感じていたことを記憶しています。「通常1日2便はあるのに、繁忙期でB777になっているけれど、1日1便になるのはなぜだろう?」と不思議に思っていました。

そしてしばらくしてから、予定どおりB777で飛来するのか確認するため予約システムを見ると、いつの間にか1日2便の設定に!しかも両方ともB777と表示!!

やってくれましたね!

と、息巻いて撮影を心待ちにしていましたが、結果は……

リストバンドしたB777

まずはJA709Jのタキシング。初っ端からちょっとアレな機体です。
エンジンカウルを貴重と考えるかどうかですね……

JL974の離陸の頃にはだいぶ日も傾いています。

別日のJL972の離陸のシーン。 

空港外周からの撮影が続きます。

滞在前半は微妙な空模様に匙を投げ、石垣市立図書館へ逃げ込んだりもしていました。

粘り強く絵作りするのか、図書館で新たなインスピレーションを得るのか、どちらがいいのでしょうかね……?

せっかく来たので、せめて一回はカラ岳に登ろうと決意。

やはり見晴らしは最高です。

雲の隙間からどのタイミングで光が差し込むかは完全にランダム。

エメラルドグリーンの海と絡めて。

期待していたカラ岳から撮るランウェイ22着陸のJL973はいまいちな結果でした。
予想していたけれど時間帯が悪いww

あまり執着せず、次の機会に任せましょう。

もう少し離陸コース高ければ……
滞在最終日には空港駐車場から管制塔とハイビスカスの絡みで絵作り。

最初で最後もリストバンドしたJA709Jでした。


石垣島とBoeing777型機 その2

CMにあったフレーズ「鍛えた翼は、強い。」

強い翼のイメージはまさに「Boeing777」です。
滑走路へ正対する機体は、これから空へ挑むアスリートのように見える。

しなやかな翼のB787と対照的に、ビクともしない強固な翼で空を切り開く。

そんなイメージですね。

でもたまにはトラブルも?

夕方になっても滞在しているNH92便のB777と遭遇。
この低い位置の夕日との組み合わせは滅多にないだろう。

沈み行く日の最後の光線が美しい。

ようやく6番スポットにトーイングされてきた。

このグラディエーションの空を飛ぶシーンを撮影したかったけれど、
間に合いそうにありません。

時刻はおよそ20時、とっぷり日も沈みそろそろ宿へ帰りたい気分。
しかし月と絡めて撮影できるかもしれないと思いつき空港ターミナル反対側の盛り土へ移動。

薄暗い月明かりの下、草むらの中をビクビクしながら進む。

見えない足下は何かいそうで怖い😱😱😱

満月と絡めた写真をイメージしていたが、、、

微妙に位置のかみ合わない残念な写真になりました。

NH92便は20時30分頃、羽田へ向けて飛び立っていった。

最後は石垣島の夏の情景を、空港から少し離れて狙ってみた。

原風景のような一枚です。


石垣島とBoeing777型機

残念ながらコロナ禍の影響で退役を加速させているBoeing777型機。
ネットニュースなど記事を見かけては悲しくなり、ソワソワした気持ちになっている。

「退役」と聞くと、撮り逃しをしていないか不安になるのだが、
不安になったところで緊急事態宣言、まん延防止措置で「不要不急の外出自粛要請」あり。

しかもJALもANAもB777の大半は運行停止中、本当は「最後の雄姿を〜」と
意気込んで撮影へ出かけたいのにな、、、困りましたね。

おそよ10年間、様々なシチュエーションでB777を撮影してきました。
十分な記録を持っているはず、、、

あっ、、、そういえばカラ岳から撮っていないな

、、、、、、ダメじゃん😵😵😵😵(笑

なぜかカラ岳に登らず浜辺から撮影しているし……

04離陸の絶好のシチュエーションに見えるが、海側はいまいちな表情の空だったので、
ここから撮影したような気もする……

これはこれで新鮮でいいかも?

過去の写真をあさって見つけた石垣島のB777をいくつか紹介。

展望デッキから撮影。

夏らしい入道雲いっぱいの空。

雨のスタートダッシュを決めるB777。

いつも挑戦しては玉砕する、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートとANA機の絡み。

絡ませるなら(サイズ的に)この機体しかないと思うが、全くもって絵にならない。

ちなみにこれはILSアプローチなんだろうか?同じ羽田便でもB787はビジュアルアプローチしか見たことない。特に天候が悪い訳でもなさそうなのにB777だと何回か見かけたので違いが気になった。

真栄里ビーチの端っこから撮影。
もう少し左よりの飛行コースだったらな〜

とりあえずこの場所はダメだとわかったので収穫ありとしましょう。

視点を変えてホテルの室内から狙うのもありか〜
どれどれ宿泊費いくらかな……

おいそれと泊まれない価格😱😱😱!

白保海岸から赤瓦と一緒に撮影。

この建物の下にどこからともなく集まってくるおじぃ達。
のんびりした島時間の流れる集落でした。

於茂登岳の山頂から撮影。

登山開始時にはRWY22運用、それに合わせた絵作りをイメージしていたので
一瞬戸惑ったが結果オーライ、RWY04運用になっていて良かった!

今のところ2021年の夏、羽田 – 石垣島間をANAはB767とB787で運行する様子。
(きっと直前に変更あるのだろうけれど)

気になるのが日本航空、B777運航になっている……本当ですか❗❓
(GEエンジン機を使用するのかな?)

一日二便だったのが一便に変更されているので機材大型化してもおかしくないが……
もしそうだったら……最初で最後のチャンスかもしれない!

また今度撮れるだろうと思って後悔することの繰り返しを
少しでも減らせるようにしたいですね!


フェンスクリアはいつも難題

今回は滑走路南側のフェンス前から。

午前中撮影場所に迷ったらここ!みたいな安心感ある撮影ポイント。
ファンスさえクリア出来れば、どんな状況でもだいたい対応可能です。

まずはランウェイ22離陸のシーンから。

少し雲の多い空だけれど夏らしい情景です。

スーパードルフィンの離陸。

ちょうどいい位置でみんなエアボーンしてくれて撮影しやすいです。
空港からも近いおすすめの撮影ポイントですね。

次はランウェイ22着陸のシーン。

T1誘導路まで滑走してくれれば目の前を通り、迫力のあるショットを狙える。

しかしT2誘導路から離脱する便が多いので、待ちぼうけを食らうことも多い。

確実なのは04離陸機のタキシング狙い。

04離陸機はT1誘導路までタキシングするので必ず撮影できます。
あとは04運用になることを祈るのみ。

東京行きのBoeing777型機はズームレンズだと画角に収まらない。

エンジンブラストに注意です!

大迫力!

最後はピーチと統合して消滅したバニラエア塗装です。

石垣島の空にコーポレートカラーのイエローは良く映えますよね!
なんて当時を懐かしんでいたら「バニラエア塗装機の復活」と嬉しいニュースが!

楽しみがひとつ増えました。


黄色い花とRWY22離陸機

黄色い花の雑草を脇道で発見。名前は知らないけれどよく目にする花です。
さっそく構図に取り入れて撮影してみました。

2018年に就航したバニラエアA320型機の離陸です。

この機体サイズだとちょっと厳しいですね。
イエローの尾翼のおかげで、わずかに存在感を保っています。

しかしこれからやってくる機体ではどうでしょう。

2018年のメインイベント(?)
東京 – 石垣島線に投入されたANA「Boeing777型機」のお披露目です。

引きで撮っても目立つのがB777の良いところ!

しかし雲に覆われた空で残念です。

次は花つながりです。2016年6月上旬の梅雨明け前に撮影。

カメラを向けることを躊躇するような空模様だがヒマワリに引き寄せられてしまった。

訪れるたびに同じ場所へ目を向けるが、あれから咲いていることは無い。

上の写真と同じ国道390号線の歩道から撮影、ヒマワリはなかったけど天気には恵まれた。

2016年7月下旬の梅雨明け後に撮影。

晴れの日だとガラッと印象も変わります。

石垣島はやはりこういう空ですね。


葉たばこ畑

前回のつむじ風を撮影した場所へ翌年も行ってみたら、
「紫色の花」で畑いっぱいになっていました。

どうもこれは「たばこの花」のようですね。

この花の葉からたばこを作るそうですよ。

アップで写してみる。

葉たばこ畑と離陸するBoeing737型機の絡み。

また別の日でも撮影しています。

今回はいい被写体を見つけられてラッキーです。