「離島のゆっくりした時間の昼下がり、コーヒーでも飲みながら読書でもして、時折やってくるヒコーキをのんびり撮影する」・・・贅沢な時間の使い方ですよね。
自分へのご褒美(なんのだ?)を兼ねたリゾート満喫80%ヒコーキ撮影20%ぐらいの、ゆる〜く楽しむ「離島でバカンスごっこ」を計画していました。
ゆっくり過ごすからには、せわしない空港のある島は避けたいところ。そうじゃないと朝から晩まで空港にへばり付いてバカンスとはほど遠いことになってしまいます。
諸々考え、行き先は与論空港のある「与論島」にしました。
空港周辺の海岸から撮影された写真をみて「ポテンシャルを秘めているな……」と感じていた場所です。トラフィックも多すぎず少なすぎず、よさそうな感じです。
与論島には那覇空港から飛行機で向かいます。
1階にある搭乗ゲートを通り抜けると、搭乗機の前まで運んでくれるランプバスが待っていました。
ランプバスで行く「空港の裏側も覗けるエプロンツアー」は、まさに楽しみのひとつ。
エプロンへ降り立つと、誘導路をタキシングする飛行機に注目。
スッキリした青空背景でジンベエJETをGETです。
本当はもっと撮影していたいのですが、地上係員の方の目もあり、そそくさと機内へ退散。
お世話になる琉球エアコミューターDHC-8-400CCです。
またしても撮影に不向きな席、、、
高翼機はどうしても真横にあるエンジンの影響を受けがちになります。
プロペラを避ける角度でカメラを構え、画角も望遠よりに調整。
そして窓ガラスの影響か低画質、、、これは我慢。
先行機のANA B787を見送り。
飛び去って行く後ろ姿はいつも見てもいいですね。
真っ平らな滑走路へラインナップ。
航空自衛隊のエプロンを眺めていたら、あっという間に離陸です。
眼下に先日訪れた沖縄平和祈念堂を発見、小さく見えても存在感を感じます。
ついさっきまでいた那覇空港を雲の隙間から振り返り。
しばらくすると普天間飛行場が見えてきました。
沖縄本島を縦断するかのような飛行コースです。
そして低い高度を飛行するコミューター機のおかげで地上をよく観察できます。
こうして見ると、進入灯(ですかね?)の回りにまで住宅地になっているんだとわかります。
さくらの山公園に家が建っているようなものかも。
少し離れて嘉手納基地を発見。
広大な敷地面積です。
「脅威」さえ無くなれば、いつか返還されるのでしょうか……
そうこうしている間に沖縄本島、北部上空へ。
眼下の内海は沖縄八景に含まれる「羽地内海」だそうです。
風光明媚な眺めですね。
あっという間に鹿児島県へ入ります。