15時過ぎ出発のJL3824便に合わせてサザンクロスセンターに再訪です。
後になって気づいたのですが、与論空港のフライトスケジュールは昼間にギュッと
詰まっていますね。離陸機と着陸機を離れた別々の場所から撮影したくても、
離着陸する便どうしの間隔が短くて移動できず身動き取れない状況に。
「あちらを撮れば、こちらは撮れず」となる絶妙な具合でした。
例えばRAC816便(離陸)とJL3823便(着陸)の間なんてわずか15分。
JL3866便(離陸)とRAC815便(着陸)の間は90分です。「おっ・・JL3866便だったら
ここで撮っても兼母海岸に戻れそう」と思いがちですが、そもそも初便のJL3861便(着陸)を
兼母海岸で撮影していると、JL3866便の離陸までにこちらへたどり着けないでしょう。
なにせ全便ターンアラウンド時間は30分ほどしかありません。
ちなみに撮影ポイント間の移動は40分以上かかります。短縮は出来るでしょうけれど、
島内の狭い道をかっ飛ばして走行したくはないですよね。
時刻表ミステリみたいな事を言ってますかね?……伝わるでしょうかw
そういうわけで、少し落ち着いた頃を見計らい戻ってきました。
お待ちかねの「離陸シーン」を撮影するため5階へ上ります。
脇に設置された有料の立派な望遠鏡からの眺めも気になりますが、
自前の望遠レンズで覗いてみましょう。
滑走路がグッと近寄りました。空港周辺をズームで切り取り。
鹿児島空港行きJL3824便のATR72-600が離陸滑走中です。
フルサイズ400mmで撮影。ノートリミングです。
こちらは170mm。与論港をフレームに入れるためズームアウト。
与論港に停泊するフェリーと絡めたら、どんな絵になるのか……妄想が止まらない一枚。
唯一絡みそうなRAC816便を撮りに来てしまうと……冒頭に述べた通りですw
与論島から沖縄本島まで約22km。
およそ50年前には国境のあった海です。美しく輝いています。
ユルーく、おだやかな絵作りにしてみました。
鹿児島空港行きはサザンクロスセンターの周りをグルッと旋回して飛び去っていきます。
そして「360度の大パノラマ」の本領発揮。その場に立ち、その様子を見ていると、
まるで管制官になったような気分で、あの映画あのシーンがよみがえります。
そう、管制塔をかすめ飛ぶトップガンの有名なシーン。
2の映画を見たばかりなので意識してしまう。
この時は本当にそう思いましたね。ぜひ体験してみてくださいw
翌日はサザンクロスセンターの近くを散策して見つけた場所からJL3824便を撮影。
与論島の牧歌的な雰囲気を感じますね。