2022年07月一覧

那覇ビーチサイドホテルの眺め その一

波の上うみそら公園へ以前訪れた際に隣接するこのホテルの存在を知りました。
那覇空港へ離着陸する飛行機を望めそうな立地から「上層階の眺めはさぞ素晴らしいだろうな……」と気になっていた「那覇ビーチサイドホテル」今回はこちらで三泊する予定です。

10階建てのホテル 最上階層は喫煙ルームになっていたため、一つ下9階で予約
もちろん海側の部屋になります。

さっそくその眺めを楽しみたいのですが、チェックインまで少し時間もあるので、
荷物だけ預けて目の前の公園をロケハンします。
今回のもう一つの目的でもある「波の上うみそら公園からの撮影」のためです。

前回この公園へ訪れたのは2020年、当然ですが植物も成長し以前見た光景とは
異なってきます。結果、思いどおりの構図では撮影不可能になっていました。
さすが亜熱帯気候の植物です、成長が早い。

以前見た光景、、、

理想的な位置に入道雲がありますよね?
この入道雲のあたりを飛行機が通過します。

こんな感じで

上の写真はf/14の絞りにしています。
十分だと思った設定も自宅のモニターで確認すると
まだ絞り込み足りなかったかな……と少し後悔、、、

次回の課題にしていたのですが2021年はコロナ禍で訪れること叶わず、、、
そして今回やっと巡ってきた撮影チャンス。しかし現場に立つと目に見える光景は
あれっ、、こんな感じだっけ?と思うほど変わってしまい(言い過ぎかもしれませんけど、、、)また理想的な入道雲もなく、絵にすることは難しそう、、、

仕方ないので視点を変え、違う絵作りにいそしんでいました。

まとめきれていない構図、、、
南国っぽい建物に惹かれたのですが、角度を変えると建物内の人を写してしまうので
なかなか難しい、、、

今回はこれくらいにしてホテルへ帰ります。徒歩3分ぐらいの近さに感動。

預けていた荷物を受け取り、チェックインして入室。

予想どおりの素晴らしい眺め。

少し不安を感じる空模様が気になります。

つづく、、


沖縄県 平和祈念公園へ

パッとしない空模様の時には「ロケハンする日」と割り切り、
空港回りを探索していますが、今回はロケハンはせず、
少し足を延ばして糸満市にある沖縄県平和祈念公園へやってきました。

まずはこちらの案内所から。

展示されていた新聞や写真を見学します。
なかなか勉強になる内容でした。

次に平和祈念堂へ向かいます。
公園へ訪れてすぐ目に入った印象的なモニュメントです。
中には沖縄平和祈念像や小さな美術館までありました。

館内に入って、さあ鑑賞をしようかと思った矢先、飛行機のエンジン音が聞こえてきます。
ダッシュで飛び出しカメラを構えるも残念、、、うまく撮影できず、、、

しかしこの公園の上空を飛行機が通過する可能性があるとわかりました。

再度入館して美術鑑賞です。

展示された絵画は美術館に賛同した画家の寄付だそうで、嬉しい出会いでした。
特に八重山の何気ない風景を描いた油絵に心引かれます。

奥にある西村 計雄画伯の作品「戦争と平和」も壮大で見応えあり、
すべての展示物を見て回るとあっという間に時間が経過します。

館内から出て敷地内を歩いていると、またもエンジン音が聞こえてきました。
様子を伺っていると小さな機影が真上を通過しそうな方位で機首を向け、
上昇しながらこちらに近づいてきます。

フライトレーダーで調べるとANAのB772と表示、
広角気味で撮影してもなんとか絵になる大型機です。

平和祈念堂へ急いで戻ります。
モニュメントと絡みそうな場所を予想してカメラを構え、、、

平和祈念公園から平和を願うモニュメントとBoeing777−200型機
沖縄から東京行きの便です。

今は身を潜めるのでは無く、銃はカメラと変わり機影を追います。
平和をかみしめ、未来の不安を感じながら……

今年は沖縄復帰50周年と節目の年ですし、沖縄に長く通っているため、せっかくなので「土着的な発想や視点を撮影に取り入れたい」と常々考えていて、節目の年に沖縄を学べるチャンスと捉え、この地へ訪れてみました。

そんな下心ある心構えで訪れたため、ふら〜と立ち寄った平和祈念資料館は言葉を失うほどの衝撃をうけました。

琉球王朝から始まる沖縄の歴史を追体験できる内容は見事で、本当に体験して良かったです。

学校で習っているはずの記憶はおぼろげで形のないものだったなと気づかされました。
大人になってからこそ訪れるべき場所ですね。

半日以上滞在してもまだまだ時間は足りませんでした。平和祈念公園の広大な敷地もほとんど見て回れていません。また次回も訪れたいと思います。


雨降る羽田空港から沖縄へ

どんよりとした空模様の羽田空港から那覇空港へ出発です。

今回B777とA350のどちらで沖縄入りするか悩みましたが、以前搭乗してお気に入りになったA350を選択しました。さすが最新鋭機なだけあって快適です。スマホを充電しながらフライトレーダー常時表示できる幸せたるや……

外部カメラを自分で切り替えて、シートモニターから見られるのもいいですね。

座席に着くと水滴の付く窓が視界に入ります。予想していたけれどやっぱりです。

外に出て拭き取りたくなります……やらないけれど。

上空にあがれば水滴は吹き飛ぶのでしばらく我慢。

ほどなくしてタキシング開始。

水滴が目立たないようにして、第一ターミナルと駐機するA350をパシャリ。

外を眺めていると併走するANAのB787を発見。

あとで調べるとこちらも那覇空港行きでした。

D滑走路へ進入中。B787も別アングルで撮影します。

そしていよいよ離陸です。

足が離れ機体の重量が翼にかかった瞬間。

この翼の形状だけで絵になる気もしますね。

雲に入っていきます。

雲と雲の間にでました。

もう少しで巡航高度です。

約2時間すると沖縄上空です。
今度は着陸のシーンです。

なんだか陸地に近いコースを飛んでいるなと思ったら、どうやら18Lで着陸する様子。

外部カメラの映像をスマホで撮ってみました。
たしかに18Lへ向かっています。

フレームに前輪が入ると写真にストーリー性が生まれますね。

タッチダウン間際には集中してカメラを構え

ホールドショート中のピーチ機

もう一機いました、トランスオーシャンのB737。ちょっとブレましたが、、、

先ほどの後続機だったANAのB787は通常運用のランウェイ18Rに降りていました。

18Lになった理由はなんですかね?

なんにせよホールドショート中の機体を撮影できたのでラッキーでした。


さくらの丘公園の花々

6月も終わりましたね。

ジメジメした湿度は苦手なので、あっという間に梅雨明けした今年は得した気分です。

今回も成田空港で撮影した、春の気配残る5月下旬の写真です。

貨物機でも見たことのない低い位置に飛び込んできたシンガポール航空のB787-10。

成田経由して北米にでも行くのかとフライトレーダーで調べてみると
普通にシンガポール行きでした。

なにか秘密の貨物でも積んでいるのか、、、たまたまの操縦なのか、、、それとも
B787-10特有の癖(?)でもあるのでしょうか。

後追いショットを感性のおもむくままにレタッチしました。平行世界です。

平行世界から戻ってきました。

雛芥子の咲く風景と空模様から「クロード・モネ」の絵を思い起こします。
エールフランスもピタリ。

お昼頃になると雲のない青空に。

真っ白なジャンボ機にまた出会えました。前回と同じく絶好のシチュエーションで撮影。

斜面に咲くのは「大金鶏菊」でしょうか?アプリで調べるとそう出ました。

空港へ向かう道中、各地の道ばたで同じ花を見かけていて「きれいだな〜」と
思っていましたが、大金鶏菊は「特定外来生物」だそうですよ。

管理された公園に咲く花なので違うのかもしれないけれど、もしそうだと
「魅力的な被写体」と思うことに複雑な心境になりますね。